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by nonohome
叔父さん
今日…お見舞いに行った。
数年前、大病を患った叔父が倒れてかなり悪い状態だという。

ずっと会ってはいなかったけれど
おじさんと私は「メル友」だった。

定年退職し、これからって時に病気で倒れ、無事生還。
人生をいっぱい愉しむぞっ!ってパソコンを始めるから教えてほしいと言われたり、
車で日本中を旅したいから、どの車がいいかと相談されたり・・・

好奇心旺盛で活動的なおじさん。
冗談をたっくさん言いあって、会うと二人でいつも笑ってた。

だからか・・・なんだか一人で行くのが怖くてほのに付き合ってもらった。

おじさんは、予想以上に痩せちゃってた。
だけど、私の顔を見てにっこり笑った顔はいつものおじさん。

泣けてきたけれど
「おじさん!痩せちゃったねぇ!私とほののお肉、あげるか?」って言うと
声をあげて笑ってくれた。


「遊びすぎちゃったかなぁ。痛くて痛くて眠れなくて、病院に来た時にはもう遅いって言われちゃったよ。」

「・・・。」

「それからいろんなこと、整理しなきゃいけないこと、いろいろやってたんだ。気がついたことはすぐメモしてるんだ。」

「いろいろ、いろいろ大変なんだ・・・」そう言って天井を見つめてた。

「なーに!まだ早いって。笑えているうちは全然大丈夫だよ!」って私は一生懸命笑って言った。

「そうだなぁ。・笑」

「いっぱい旅行して、まだ行ってないとこあったのに。あっ、年賀状もまだだ・・・
そんなこと、どうでもいいか。」

独り言のように、私に語りかけてくる。

「おじさん、ipotで何聞いてるの?ほのは。嵐だよ!」ほのが急に話しだす。
ほのが、いてくれてよかった。


「一人でいるとね・・・怖くて怖くてたまらなくなるんだ。
だからこうやって人と話しているとホッとするんだよ」
そう言ったおじさんの目が少し潤んでいた気がする。

おじさんが怖くならないように…
また会いに行こうと思う。
by nonohome | 2010-11-24 18:13 | 暮らし
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