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by nonohome
昨日
父が退院しました。

実は数週間前に、叔父と叔母が一度に突然の事故で亡くなりました。
父の姉夫婦です。

10人兄弟の父はこれまで何度も何度も悲しいお別れをしてきたけれど
なんの心の準備もないままの突然のお別れはよほどの衝撃だったのだと思います。

私にとっても、もちろんとても悲しい出来事でしたから。

その葬儀の翌日の朝、父の顔が半分落ちてしまいました。
左半分の顔面麻痺。

母からすごい勢いで「お父さんが入院した」と連絡が入り状況を聞きました。
病院へ、ほのもtakeちゃんも一緒に行くといったけど、ほのを連れて行くのはどうかと
ちょっとためらいました。

まず、私が見てから。
気の小さい父が、自分の顔を見てどんな風になっているのかというのも
心配だったし。

母からは事故のショックが原因だから事故の事は絶対言わないでと
きつく言われていたし。

それでも
「大丈夫。ほのは大丈夫。一緒におじいちゃんのところに連れてって」
そういうので3人で一緒に行くことに。

病室のカーテンの向こうの父の顔はびっくりするほど歪んでいました・・・
でもね。

「おおっ!来てくれの?」そう言って、すごく明るく笑ってくれたの。
口も曲がって目も開かない状態で。
泣きそうになったけれど、明るくふるまう父に逆に救われました。

「朝起きて顔を見てびっくりしたよ!何が起こったんだ!」って。
おもしろおかしく説明してくれた父の話を笑いながらみんなで聞いてたら

急にほのが「じいちゃん!」って布団の中に入っていって

「じいちゃん、顔が動かなくなっちゃったからこれでほののチューから逃げられないね!」
そういって抱きついていきました。

中1の娘がじいちゃんにチューだなんて、信じられないけれど
娘のいろーんな気持ちが伝わってきてまたまた泣けてきました。

それから、仕事の帰りに病院へ寄っては父と二人でいろんな話をしました。
普段は母の影にかくれていてあまりしゃべらないのに、
私が帰るまでの間、ずーっとマシンガントーク・笑

1時間くらい話して
「じゃあ、帰るね」そういうと

「ああ!ありがとう!!車、気を付けて、気をつけて!」と何度も言って見送ってくれました。

見舞いに行くたびに、どんどん良くなっていく父の顔。
始めは、「麻痺、取れないかもしれません」って言われていたけれど、
お医者様がびっくりするほど、よくなりました。

昨日の退院の日。
父を病院へ迎えに行くと、ふつうにしているとほとんどわからないくらい。
笑ったり、話したりすると、やっぱりまだ麻痺は残ってるけれど

「全然わからないよ!」って私が言ったら

「そうだろ!あぁ・・・もうカラオケに行けないのかなぁと思ったけれど
これなら大丈夫だろ?」って笑ってた。


今週末は退院祝いを家族でしてあげようと思います。
by nonohome | 2012-11-16 23:03 | 暮らし
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