小学校も最後の夏休みの今日。
「あ~あ~。楽しかったなぁ。」と何度もつぶやく娘・笑 ランドセルを久々に出してきて明日の準備をしていました。 明日から普通の日常が戻ってきますね。 *************************************************************** この時期というか終戦の時期になると どこのチャンネルも戦時中の番組が多くなります。 先日、「硫黄島からの手紙」をテレビで見ました。 むなしさとせつなさで 胸の中をかきむしられるような気持ちになりました。 あの時代、人の命の重さとはどれくらいのものだったのだろう。 いつもいつの時代も何よりも重いもののはずなのに・・・。 実は私の叔父(父の兄)も若くして硫黄島で戦死しています・・・。 子供の頃から何度も何度も叔父の話は父から聞いていました。 「戦地から手紙が届いたよ。家族みんなに一言ずつ書いてあった。 お父さんには、「まさいち、お父さんとお母さんの言うことをよく聞くように・・・」って書いてあったなぁ・・・」 と感慨深げにいつも言っていました。 とにかく水がなくて、たくさんの兵隊さんが水を飲みたがって亡くなっていったそうで 終戦後、硫黄島に慰霊に訪れた際に、戦場に水をたくさんかけてあげたそうなのですが 「シュー」といって、かけてもかけても石や岩が吸っていくそうで・・・ 「どんだけ水が欲しかったんだろうなぁ」と慰霊に行った叔父がポツリと言っていました。 この時期にこういう番組をたくさん流し見ることは 戦争の悲惨さというものを忘れないように・・・ それは次の世代、次の世代へと伝えていくためにも 絶対必要だと思いました。 知らなきゃいけない、忘れちゃいけないことだと思うから。 毎年、お墓参りのときはたくさんの水を用意し、 お墓にいっぱい、いっぱいかけてあげています。 どうか天国のおじさんに届きますように・・・。
by nonohome
| 2009-08-18 22:47
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