小さい頃から本を読むのが好きだった。
小さい頃はずーっとベットの上だったので 絵本を読むことしかできなかったのだけど、 とにかく先を読みたくて読みたくて・・・ 元気になって他のことがなんでもできるようになってからも、 やっぱり本が好き。 おっきくなって、大人になって、人生の折り返し地点にいる今でも・笑 やっぱり本が好きだ。 でも本を読んじゃうと最後まで読みたくなっちゃって 夜更かししちゃう。 なので、忙しいときは、絶対に読書は禁止なのである~。 だけど・・・ 今回見た本は怖くなってその先に進めなくなった。 ホラーでもなんでもないのに。 湊かなえの『告白』 わが子を生徒に殺された女性教師のはなし。 内容をわかってて買ったんだけど、 なんだか苦しくなって、なんでこの本買っちゃったんだろう~なんて後悔。 でも数日あけて、一気に最後まえ読み終えた。 読み終えた感想は・・・。 登場人物が全員、恐ろしく自己中であったということ。 一人くらい、馬鹿がつくくらいいい人ってのもいてもいいのに。 大切な人がいて、愛しているといいながら、 大切な人は自分の次に大切である・・・。 という人たちの話。 人という字は支えあって~とまではいかないけれど、 毎日じゃなくてもいい。 自分以外の誰かの事を、一番に考えてあげられる時間がなくっちゃ 人は幸せにはなれない気がした。 いろんな意味で。 そんなことを、恐怖の中で教えてくれた一冊でした・・・。 どんよりした気分で、今読み始めているのが 角田光代の『対岸の彼女』 先が楽しみだ。
by nonohome
| 2010-04-26 21:41
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