柿渋染は太陽のチカラをかりて、どんどん色が入り、
どんどん固くなります。 こんな風にしたい・・・と思っても そのとおりはいかず、 それでもその結果を楽しめます。 干していても風が強い日や太陽のあたりが強い日なんかは ムラができますが、 それもひとつの「絵」と感じられます。 作品展で必ずつくるのが「かばん」です。 型紙も作らず、そのばでチョキチョキきってカタチを作っていくので、 ちょいと不格好。 だけど、そんな不格好なかばんが私は好きです。 染めた布で作っていくバックと バックを作ってから染めるあと染めのタイプのものを 今回も制作しました。 ![]() これは染めたあと、銅媒染したもの。 今はカチンコチンに硬いのですが、使っていくと革のようにどんどん柔らかくなってきます。 人それぞれ、使い方によって変化していきます。 よくモノがあたるところはすれて、薄くなって来たり 日の当たるところにかけておくと、色が変わってきたりします。 その変化を楽しんで育てていただけたら・・・と思っています。 あと染めのタイプは、洋服を選びません。 どんな服にもひょいっと飾らず持てる気がします。 私もお出かけからキャンプまで、いろんなシーンで使ってます。 写真のバックは小ぶりなタイプですが 今回、マチの大きな旅行バックのようなあと染めバックを作りました。 中ポケットもつけたので重宝しそうです。
by nonohome
| 2013-07-14 09:18
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